所感

嫌いな人を忘れる方法なんてない

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「嫌な人を忘れる」
こういうことを調べると、
「自分に似てるから、または対極にあるから考えるのだ。」とよく出ます。

私の見解だと、自分が特に何もしたことがなくて、
単純にその人に危害を加えられそうな雰囲気、加えられたことがあるパターン。

この場合は、あなたが本能的に危機に備えてシュミレーションしてるだけです。
「次にこういうことをされたらこうしよう」
「周りになんて話そう」。
あなたの「性格が似てるから」「あなたが悪い」なんて話ではないです。

それでも頭の中から消し去りたい、時間の無駄だと思ってしまう。
そういうときに効果がありそうなことは、
別のことに意識を集中する。紙に書いてアウトプットする。
「それでも四六時中考えちゃう。時間の無駄なのに。」

だったら、諦めて考え続けて、うんざりするのも有りかなと思います。
それで自分の中で嫌いな人間、関わりたくない人間だと分かれば、
学習したことになります。
「こういうことをしてくるから、やっぱり私はこういう人と合わない」
「ここで嫌な目にあったから、気をつけよう」とか。

別の考え方をすれば、
これがもし大昔なら、外敵から自分の命を守る優秀な能力になるわけです。
「この人は敵が来たときに協力してくれないから、気を付けよう」
「ここにいたら前回狙われたから、危ないから避けよう」とか。

だから、あんまり深く考える自分を責めなくても大丈夫だと私は思います。
それはあなたが自分の命を守るための思考だから。
古代でも、現代でも、それがこの先あなたのことを守ってくれると思います。